こんにちは。
ボリーKです。
今日は日曜日のため、日経新聞の記事を基に今週1週間のソフトバンクグループ関連ニュースをご紹介します。
今週のSBG!
期間:3月15日〜3月21日
ソフトバンクGのWeWork支援、一部見直しの可能性
ソフトバンクグループが、米シェアオフィス大手のウィーカンパニーについて、既存株主からの株の買い取り計画を見直す可能性があることが17日わかった。
米株式市場の急落を受けた措置とみられ、ソフトバンクGが同日ウィーの株主に対して通知し、買い付けの条件が満たされなければ購入しないことがあり得るとの立場を示した。
ソフトバンクGは2019年10月、既存株主からの最大30億ドル(約3200億円)分のウィー株の買い取りや、協調融資(シンジケートローン)や社債発行による50億ドル分の金融支援策を発表していた。
通知では、米証券取引委員会(SEC)や司法局を含む規制当局が、既存株主からの買い取りについて精査しているとした。
但し関係者によると、ソフトバンクGによるウィー支援の方針に変更はなく、必要な資金も確保、約束していた15億ドル分のウィー新株引受権はすでに行使しているほか、融資や社債発行による50億ドル分の支援も予定通り実施する見通しだ。
感想
どっちやねん!
ソフトバンクGとしてはウィー支援の方針に変更はないけど、米規制当局から株買い取りについて審議が入っているから、見直す可能性があるってことかな??
ただ市場は、足元の相場下落によるものとみられ、出資先の事業再構築に対する不透明さが嫌気されているとのこと。
SBG「いや〜支援したいんだけど、規制当局から言われてるから見直しするかも(チラッ)」
市場「相場が下落してるからでしょ。ウィー再建できるの??」
ってみられてる感じでしょうか。
実際SBGがどうしようとしているかはわかりませんが、株価は下がってますね。。。
ソフトバンクG「ネガティブ」に、S&P見通し引き下げ
米格付け会社のS&Pグローバル・レーティングは17日、ソフトバンクグループの長期発行体格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に見直したと発表した。
株式相場が急落するなかで5000億円を上限とする自社株買いを発表したことについて、信用力の下押し要因になるとみている。
感想
まず発行体格付けとは下記のことです。
発行体格付とは、債券の発行体の信用リスクの度合いを示した格付のことです。発行体が破綻するとその債券がデフォルト(債務不履行)に陥るため、発行体の信用リスクを認識しておく必要があります。債券自体の信用リスクの度合いを示した格付のことは債券格付といいます。
引用元:SMBC日興証券
格付けが下がればディフォルトの可能性が高いと判断されるため、格付けが高い状態より金利が必要になると思われ資金調達コストが上がると思われます。
但し、ソフトバンクグループの格付け自体は、投機的水準の最上位である「BBプラス」に据え置かれてます。
あくまで見通しが「ネガティブ」になったとのことです。
S&P「株価下落で投資資産価値下がってるなか、大型自社株買いしてるけど財務大丈夫??手元資金あるし、いざとなったら資産売却すればいいと思うから、今のところ格付けは下げないけど、悪化したら下げるよ」(意訳)
ってな感じでしょうか。
SBGは投資会社なので、最重要指標が「株主価値」と孫会長も主張されてますが、今のような下落相場ではブーメンランのように効いてきますね。
コロナウィルスを発端とした信用収縮の拡大が続けばSBGにとって一番の懸念になりそうです。
ZHD、LINEとの統合議案を可決 臨時総会
ヤフーを傘下に持つZホールディングスは17日に臨時株主総会を開き、LINEとの経営統合のための株式交換を認める議案を可決した。
今後は統合審査を経てLINE株をTOB(株式公開買い付け)で非公開化、10月の統合を予定している。
統合作業はまず親会社のソフトバンクと韓国ネイバーが、5月から6月にかけてLINE株をTOBで非公開化、LINEの全事業を引き継ぐ新会社を、株式交換によってZHDの完全子会社とする。
対価としてZHD株を割り当てるため、ZHDの一般株主の持株比率は55.4%から34.7%に下がる。
感想
個人的に注目しているヤフーとLINEの統合ですが、統合審査が通れば問題なく統合できそうです。
PayPay+LINEが当たり前に使われるようになったら、かなりおもしろいと思ってます。
以前下記にて感想書いてますのでよかったらご覧下さい。
今週の株価
3,895円→2,687円 −31%
わずか1週間で3割下落、私の想いは下記の記事読んでね。
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