こんばんは。
ボリーKです。
今日は日曜日のため、日経新聞の記事を基に今週1週間のソフトバンクグループ関連ニュースをご紹介します。
今週のSBG!
期間:6月7日〜6月13日
中国合弁揺れるアーム トップ人事巡り対立か
ソフトバンクグループ(SBG)傘下で英半導体設計大手のアームが、中国合弁のトップ人事を巡って揺れている。
9日英本社が「不適切な行為が確認された」として合弁のアレン・ウー最高責任者(CEO)の解任を発表した。
しかしながら合弁側は10日「アーム・チャイナは中国の法律に基づき登記された独立した会社であり、ウー氏は職務を続ける」と、食い違う発表を行った。
米国籍のウー氏は2004年にアームに入社し、中国合弁の設立時からトップを務めている。
アームはスマートフォンなどモバイル機器向けプロセッサーの設計情報で世界シェアを9割握る。
アームは18年にアーム・チャイナの持分の51%を中国政府系ファンドなどでつくるコンサーシアムに売却して合弁を設立、18年3月期時点で、アーム全体の売上高2000億円のうち約2割を中国事業が占めていた。
感想
ソフトバンクグループがIoT時代のキードライバーとしてAI群戦略の中心的な役割を果たしていくことが期待されている「アーム」を約3兆円で買収したのが2016年。
孫会長もアームについては「重要な資産の1つ。チップの出荷は順調に伸びており、将来性について非常に期待している、エンジニアの数を倍増し、戦略的に先行投資している」と最重要視していると思われます。
個人的にもSBGの保有株式の中でも、魅力的に感じている企業の一つです
アーム・チャイナは以前のブログでも中国顧客へのライセンス供与や独自技術の開発をおこなっており、存在感を高めています。
今後、今回のような対立を深め独立なんてことにならないよう手綱を引いて欲しいと思います。
ソフトバンクGの10兆円ファンド、人員15%削減
ソフトバンクグループ傘下で運用額10兆円規模の「ビジョン・ファンド」が幹部も含め15%の人員を削減することが9日、関係者の話でわかった。
投資先企業の価値が急落するなど、運用成績が悪化したことが背景で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で先行きが見通しづらくなったこともあり、スリム化に踏み切る。
ロンドンになるファンドの運営会社、ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズの従業員約500人の15%が削減の対象となり、同社はファンド立ち上げ直前の2016年から人員を増やし続けてきたが、初めて大幅に縮小する。
感想
下記孫会長のツイートにあるような守りの戦略の一つと思いました。
従来攻め一辺倒ともいえる経営をおこなってきたソフトバンクグループですが、現在のコロナショックの中でアリババ株などの現金化などの資産売却など、守りの戦略をおこなっています。
現在各国の大幅な金融政策や財政出動などによって、大量に供給された資金や経済再開への期待などを背景に株価はコロナショック前の水準に戻ってきています。
ただし、経済再開したことによりコロナウイルスの感染が再拡大し、再び各国でロックダウンが進めば反動で大幅な下落も考えられます。
ソフトバンクグループの今の守りの姿勢は、それも懸念してのことだと思いますが、、、、なんか見えてるんですかね???
教えて孫さん!!
今週の株価
5,220円→5,071円 −2.9%
先週約3ヶ月ぶりに5,000円を超え、6月9日に一時5,400円を超える場面もありました。
しかしながら、ビジョンファンドの人員削減や11日のNY市場の下落を受けて最終的には先週比マイナスで終わりました。
まあなんとか5,000円はキープできたので見栄えはいいですね。
また地合いが不安定になってきて相変わらず動向は読めませんが、上がったらラッキン、下がったら長期ではラッキンと思いましょう笑
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