こんばんは。
ボリーKです。
前回、単元未満株の「単元株制度」自体と「単元未満株」のメリット、デメリットを紹介しました。
今回は利便性が向上したというSBI証券の単元未満株がどう変わったのかと、1年近く単元未満株での購入をしてみての感想を述べたいと思います。
SBI証券の単元未満株(S株)の利便性向上
さて2020年6月からSBI証券の利便性が向上しました。

変更点は大きく2つです。

ポイント1 :約定タイミングが変更
今まで前日の21時30分までの注文しないと、翌営業日の前場始値での約定ができませんでした。
日本時間の夜中に開かれているNY市場の様子をみて注文出しても、約定されるのは翌日の後場始値でしたが、当日7時まで注文すればその日の前場に間に合いますので、約定のタイミングがかなり早くなったと言えます。
ポイント2:当日後場引けでの約定が追加
今まで約定のタイミングが2回だったのが、当日後場弾けでの約定が追加され合計3回になりました。
今まで当日の10時半までに注文しないと当日約定できませんでしたが、当日13時30分まで注文すれば約定可能になりました。
前場の動きをみながらお昼休みに注文することができるようになります。
まとめると受付時間と約定タイミングは下記の図になります。

結論:注文から約定までのタイムラグが小さくなった
単元未満株を1年近く使用しての感想
昨年9月からソフトバンクグループ(SBG)の買い付けで単元未満株を使用してきました。
それはSBGを1単元購入した場合、50万円くらいかかるためまとまった資金がなかったのと、SBG自体に懐疑的なところもあったためちょっとずつ購入できる単元未満株が私の希望とマッチしていたことが理由です。
また当初は月額50万円まで手数料がかからない、「ネオモバイル証券」での保有を検討しましたが、SBI証券では単元未満株をNISA口座で購入できることも決め手になりました。
SBG自体この1年の間に大きく上下し、毎月のちょっとずつ買った割に、1単元=100株分に達成した段階では、自分の購入単価とほぼ同じ価格だったのはちょっと残念でしたが、20年6月9日現在では株価が結構上がったため概ね満足です。
ただ正直、今後も使用するか自体は迷ってました。
手数料はある程度しょうがないと思いますが、1番のネックは約定のタイミングを選べないことです。
約定が証券会社の決まったタイミングになってしまうため、思ったより高く約定してしまった!と感じたことがよくありました。
また成行注文のみのため、もちろん指値も使えません。
そのため個別株の売買というよりイメージとしては「投資信託」の買い付けに近い感じと思ってます。
ただし、今回の改善で約定のタイムラグがかなり小さくなったため、デメリットが非常に少なくなりました。
私の結論としては、単元未満株は長期投資としてならありです!
興味はあるけどなかなか単元が高くて買えない銘柄があるかたは、ご検討してみてください。
まあ米国株なら1株から買えるんで問題ないんですけどね。
早く日本も単元制度をなくして、1株から購入できるようにしてほしいものです。
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