こんばんは。
ボリーKです。
本日ふとSBI証券をみてみると、単元未満株(S株)の利便性が向上とのお知らせを見つけました。
SBI証券の単元未満株(S株)での購入は、毎月のソフトバンクグループの買い増しに使用していますが、せっかくなので単元未満株はアリなのかナシなのか考察したいと思います。
単元株制度とは
まず単元株とは下記になります。
単元株(たんげんかぶ)とは、会社法上の法律用語で、株主総会での議決権行使や株式売買を円滑にするために必要な一定数(一単元)の量の株式数をいう(会社法第188条)。
引用元:Wikipedia
日本株を購入する際、通常1単元=100株での売買になります。
以前は企業が設定でき国内上場する1/3の企業が1,000株単位としていましたが、2018年10月から100株単位に統一されました。
これは単元が複数あると誤発注などを招き問題があったので、単元を統一することで売買をしやすくするという理由のためです。
単元を保有すると、「議決権の行使」や「株主優待(会社による)」など株主の権利を得ることができます。
単元未満株とは
上記の通り、通常1単元=100株必要な売買単位を1株単位から取引できるサービスです。
SBI証券のほか、マネックス証券やauカブコム証券、同じSBI系でネオモバイル証券などに取り扱いがあります。
メリット
少額資金で投資が可能
1単元での投資の場合、結構まとまった資金が必要になります。
例えばソフトバンクグループなら6/8現在終値で5,324円のため、1単元=100株を買い付けする場合、50万円以上の資金が必要になります。
結構いい額ですよね。
余裕資金が潤沢にあり50万円一気に、1銘柄に突っ込めるなら問題ないですが、そうでない方も多いと思います。
わたしもその1人です!!
「50万円一気には無理でも月1万や2万ならなんとか」という方にちょうどいいのがこの単元未満株での購入です。
デメリット
注文方法が成行注文のみで約定タイミングが限定的
株の売買の際に様々な注文方法がありますが、単元未満株の場合成行注文しかできません。
また発注自体はいつでも可能ですが、約定のタイミングが自分で選べず各証券会社の決められた時間での約定になります。
これは結構やっかいで、注文時から約定までの間で、思いもしない株価上昇があり自分の想定以上の価格での約定してしまったなんてことが結構あります。
売却する場合は、逆もまた然りです。
手数料が割高
単元株で購入するより手数料が割高です。
SBI証券の単元未満株(S株)の手数料は下記です。
約定代金×0.500%(税込0.550%) 最低手数料:50円(税込55円)
50万円の株を購入の場合、2,750円掛かります。
これがSBI証券での単元株での注文の場合、50万円ならアクティブプランならなんと0円、スタンダードプランでも275円(税込)ですので非常に割高であることがわかります。
感想は次回
さてボリーKは冒頭に述べた通り、ソフトバンクグループの買い増しに今回のSBI証券の単元未満株を1年近く使用してます。
その感想については、今回SBI証券の単元未満株がどう変わったのかと合わせて次回紹介したいと思います。
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