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ヤフーとLINE統合は新たな価値を提供できるか?

こんにちは。

ボリーKです。

今日の記事は、昨日の今週のSBG!で取り上げようと思ったんですけど、ボリュームがあったのでスピンオフしてみました。

元記事は下記日経新聞の「プラットフォーマーと消費者(中)ヤフー・LINE、価値創造を」東京理科大学 宮永博史教授のコラムです。

下記記事の要約です。

ヤフー・LINE、価値創造を

2019年11月に発表されたヤフーとLINEの経営統合を、(1)統合に到った背景と相互補完関係、(2)GAFAやBATHに次ぐ第三極形成の可能性、(3)統合がもたららす顧客提供価値に絞って考えてみたい。

(1)統合に到った背景にあった危機感と補完要素

ヤフーの強みと課題

ヤフーの強みは「パソコンとういう場」の中に「トップページ」という「1丁目目1番地」を確保したこと、検索、ニュース、メールにショッピング、すべてヤフーのトップページで済んでしまう。

他社の参入を阻止し、ユーザーを増やし、広告収入を増やすという好循環を実現してきた。

ところが、パソコンからスマホに端末の主役が移行していく中、サービスごとにアプリを開く仕様のスマホはトップページという概念がなく、適応できなくなってきた。

LINEの強みと課題

国内スマホの世界で「1丁目1番地」を確保したのが、使い勝手を高め、利便性から利用者を増やしたLINEのメッセージアプリであった。

また日経のインターネットサービス事業者として、台湾やタイなど海外展開で成功している点が強みだ。

ただし、19年に急拡大したスマホ決済市場では、20社以上が参入したが、シェアを取らんとして手数料を無料にするなど体力勝負の様相を示していて、LINE単体では、資金力、営業力に弱点がある。

経営統合のそれぞれのメリット

ヤフーにとっては、国内に圧倒的なシェアのメッセージアプリとそのユーザー、LINEにとっては、ソフトバンクグループの資金力と半年で1千人もの営業員を「こっそり」と集めた地道な営業力がメリットである。

真の意味で第三極のプラットフォーマーになれるか

マイクロソフト、GAFAni代表される米国系のグローバル企業群が第1極、強大な国内市場をテコに成長著しいBATHと呼ばれる中国企業群が第2極。

しかし、こうした単純なくくりで議論することに落とし穴がある可能性がある。

なぜならプラットフォームは図が示すように「3次元のレイヤー(階層)構造」をしている。

ヤフーとLINEがターゲットしている決済プラットフォームは、アプリケーションのレイヤー。

アップル=端末のレイヤーだが、そこを足掛かりに、アップルストアというアプリケーション・レイヤーに進出。

アマゾン=サービス・レイヤー中心だが、スマートスピーカーのアマゾンEchoで端末レイヤーに進出。

プラットフォームの議論は、レイヤー間競争とレイヤーない競争を立体的に理解する必要がある。

アプリケーション・レイヤーでの優位も、別のレイヤー(たとえば端末レイヤー)の主役が交代すると、パソコンからスマホに移行した際に、優位性がなくなったヤフーのように一気に崩れるからだ。

GAFAはそこを理解して、様々なレイヤーで覇権の布石を打っている。

統合でユーザーに新たに価値を提供できるか?

営業力や資金力は企業側の都合であって、消費者にとってはどんなメリットが生じるかが全てだ。

ほとんどのユーザーにとって、この統合発表が「?」と感じたのはそこが不明瞭だから。

GAFAの特徴は、必要なレイヤーを「こっそり」と吸収し、潜行し、サプライズ的に価値を提供するという秘密主義にある。

2社は果たして、ひそかに異なるレイヤーのサービスを準備しているのか、期待半分、不安半分である。

感想

本ブログでもなんどか取り上げてますヤフー・LINEの経営統合ですが、実は結構期待してます。

今回の記事は、特にプラットフォームがレイヤー構造になっていることが特におもしろいと感じました。

複数のレイヤーにまたがったサービスを提供できるかが確かに鍵になりそうな気がします。

ヤフー・LINEの場合は、PayPayとLINEいうアプリケーション・レイヤーを統合することで、決済、配車、メッセンジャー、ポイントカードなどのサービス・レイヤーを提供するって感じでしょうか。

LINEのユーザーが日本で8,100万人らしいので、LINEとPayPayの統合アプリが出れば、単純計算すれば現在のPayPayユーザー2,300万人の約4倍の利用者が見込めます。

もちろんLINEのユーザー全員がPayPayを使うとは限りませんが、仮の倍の5,000万人が使用するようになったら、PayPayを使うことが当たり前になり、もっと使われるようになると考えられます。

そうなれば企業側もPayPayでの決済ができなければ生き残れなくなるのでネットワーク効果で爆発的に広まるのではないかと思うのです。

ただこれは国内だけの話なので、世界に向けた第三極になれるかどうかが、本当の意味の成功になります。

また余談ですが現在ペイペイの残高は、そのままペイペイ残高って表記ですが、通貨みたいになんか単位をつけるとわかりやすいのかと思います。

カイジくんのペリカみたいに笑

ちょっと考えた限り「ペイペ」、「ペイカ」もしくはシンプルに「ペイ」とかでしょうか。

ペイにした場合、1ペイ=1円的な感じで。

そうすると実質デジタル通貨っぽくなるので、問題なのかもしれませんが。

いずれにせよ従来のようなガラパゴス規格で終わるのか、東南アジアを中心とした第三極のプラットフォームになれるのか、いちSBG株主として期待したいです!

※2月はPayPayキャンペーンのため吉野家と松屋をヘビロテしようと思っているボリーKに応援のクリックをお願いします

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仙台在住中小企業のサラリーマン。 SBG株と米国株投資で戦闘力(資産)2025年まで1,000万、 2045年までに1億を目指してます!

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